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「現代の冒険者たち」関野吉晴さん対談

探検家・医師の関野吉晴さんと、「地球永住計画 現代の冒険者たち」で対談させていただきました。
きっかけは2022年だったかな、中野の映画館で関野さんの「縄文号とパクール号」というドキュメンタリー映画が上映されると聞いて、観に行った時のこと。
縄文号のことをもっと知りたくなった僕は、上映後にちょうど会場に並べられていた関野さんの著書を買い、そこでご本人とお話しさせていただいたのが最初でした。
そして2年後に知人を通じてご連絡があり、今回の対談に呼んでいただいた、という経緯でした。

関野さんがとても関心を寄せていただいたようで、あっという間に時間が過ぎました。中でも特に印象に残っているのが、
「薫平君のマグロ突きには、ラマレラのくじら突き漁や、イヌイットの白熊狩りと同じようなフェアハンティングの精神を感じる」
という関野さんの言葉。

なぜ自分はこの行為に取り憑かれているのか?
自分がやっていることは、一体何なのか?

これは常日頃から自問自答しているものではありますが、何か他の活動や文化、風習と比べたり、すでにある価値観や言葉に照らし合わせるということはしてきませんでした。
他のハンター、例えば映画「くじらびと」で取り上げられた、マッコウクジラを銛一本で仕留めるインドネシア・ラマレラの人々。あるいはマサイ族のライオン狩りや、イヌイットの白熊狩り。
このように「自分よりも大きな存在に、命を賭して挑む伝統的なハンティング」というのは世界中にいくつか存在しているわけですが、それを最初に始めた人物は、一体どのような心持ちだったのだろう。なぜそれを始めたのか、そして、なぜそれが民族の文化として現代まで残るに至ったのだろうか。
それを知りたい、そんな好奇心が芽生えた対談でした。
グレートジャーニーを通じ、世界中の人々との交流の中で、その土地の風土やそこに根付く精神に出会ってきた関野さんから、新しい視点をいただいた思いです。

学生時代の親友が仕留めた大物の写真を見せながら。よくみるとサメに齧られています。

関野さん、どうもありがとうございました!